遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
「知いらんぞっ」知らないよと言う意味であるが、含みとして「俺は関係ないからね」というニュアンスが強くなる。
はやし言葉で「しいらんぞ しいらんぞ せーんせい(先生)にゆってやろ」みたいなのがあると思うがそんな感じのニュアンス。実際にするしないは別として告発してやるみたいな。もちろん本気ではなくあくまで冗談の域として使われる。
「知らんやあ」と言う表現との違いは、どっちも見捨てた風の言われた方は傷つく言葉ではあるが、「しいらんぞっ」の方があんたが悪いといってるようなもんで性質が悪いと言えなくも無い。もちろん脅かすつもりの悪ふざけとしても使うので一概に全て忌みた言葉と言う訳ではない。
「知らんにい」だと責任持てないよという意味になるので知らぬ振りとはまた意味が異なる。
例文
「やあいかまい。」
「おおいかざあ。」
「軍資金は持ってるだらねえ。」
「ちいと足らんかもと思っておっかさのへそくり拝借してきたでええよ。」
「しいらんぞっ。おっかさ帰ってきてめっかってもわし知らんでねえ。」
「まあまあそういわすとお。倍にして返すだでええって。でももしもん時きゃあ助け舟だいてやあ。」
「しらすけえ。夫婦のこんだで首突っ込むの遠慮しとくわ。」
例文音声はこちら