遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「知らないよ」ということであるが、私には係わり合いがないというニュアンスが強い言い回しである。厳密にはこういう訳とはならないが「何言ってるんだ」という感じでもあろう。
したがって「しらんよを」とは意味合いが若干異なるものである。「しらんよを」は否定としてのニュアンスが強い。
「しいらんよを」を強くしたのが「しいらんやあ」となろうか突き放してる度合いが強まる。
自分じゃないとか自分を巻き込むなといった第三者的要素が濃い。
大雑把なニュアンスからみて共通語に直すと
「しらんよを」が「知らないよ」
「しいらんよを」が「知るわけないだろうが」もしくは「何言ってるんだ」
「しいらんやあ」は「知ったこっちゃない」・「さあねえ」
とかになるであろうか。あくまでニュアンスであって正しい訳ではない。
例文
「誰よ。ここんさあワックスかけてかわかいてただにその上踏んづけてったのわあ。跡んついちゃってるじゃん。あんたけえ。」
「しいらんよを今帰ってきたばっかだに。」
「あんたじゃなきゃなによを泥棒でも入っただか。貧乏人狙って何愉しいだかいやあ。」
「しいらんやあ。泥棒なら警察電話しない。」
「にしちゃあ盗られたなあ見た感じないみたいだけど。じゃあなんだいねえ。」
「どうせ自分ボケこいたじゃない?ドア近くからかけ始めて部屋出る時拭いた上歩いて出たの気づかなんだとか。」
「ああそうかあ。」
「やっぱそうかや。だと思った。」