遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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例文
「あんた○○買うっつってんかったっけ。」
(あなた○○買うって言ってなかった?)
「明日買い行くんだわぁ。だであんたもつきあってくれん?」
(明日買いに行こうかと思ってるんだけど、あなたも付き合ってくれない?)
「どこまで買いいかすよー。近くなら行ってもいいけど。」
(どこまで買いに行くの?近くなら付き合うけど。)
例文音声はこちら
標準語の「わ」とは大分ニュアンスが異なる。
「買いに行くんだわ」(買いにいくのね)・「買いに行くわ」(買いに行くのよ)
共通語の「わ」には近い。
「買いに行くんだわ」(買いに行くのさ)・「買いに行くわ」(買いに行くよ)
名古屋方面の「わ」の使い方にも近い。
「買い行くんやわ」(買いに行くんだよ)
したがって名古屋から伝来した表現の可能性と共通語の可能性が両方ある訳で、純粋な土着の遠州弁だと
「買い行くもんでえ」・「買い行くだでえ」とかになる。
西の地域との違いは、「や」ではなく「だ」がつくことから推測すると共通語の変化形の可能性が高いのかもしれないがなんともいえない。
「わ」ではなく「わぁ」となりやすいことが遠州の特徴ではある。
意味としては「そういうつもりでいる・そう思ってる」とかいった感じのものと解釈している。