遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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頼まれた・頼んでくれた・頼まされた・頼まれなさったとか言う意味。
「頼ました」(頼んだ・頼ませた)という言い方もあり方言と言うより古い言葉使いかもしれない。あくまでもしかしたらで根拠はないが。
滅多にいないが「たのもさった」という言い方をする人もいる。ここまでくると「頼み申しなされた」っぽい時代性を感じる。
例文
B「なんか業者の人来たにい。」
A「誰ん頼まさったよお。」
(誰が頼んでくれたんだ。)又は(誰に頼まれたの?)この文は前者の意味で
B「なんで?」
A「誰もやってくれなんて頼んじゃいもせんにい。」
C「しげちゃあが頼まんさったみたいだにい。」
(しげさんが頼んでくれたみたいだよ。)
A「もお余分なことばっかしてえ。わしらじゃでけんと思って馬鹿にしてるだかいやあ。」
(余計なことを。私達じゃ出来ないと思って馬鹿にしてるのかなあ。)
C「いいじゃん別にい。楽でけるだもんでえ。」
(いいんじゃないの別に。楽が出来るんだから。)
B「やりい来てくれた人どうすんよお、玄関に待たせっぱなしだにい。帰ってもらうだ?」
(やりに来てくれた人はどうするの。玄関で待ってて貰ってるけど。帰っていただくの?)
C「しげちゃあの顔潰すのもあれだでいいじゃんてんだってもらうかあ。」
(しげさんの顔潰すのもどうかと思うからいいじゃないか手伝って貰えば。)
A「後でしたり顔されるの好きくないだけど、まあいいかあ。」
B「ほいじゃ上がって貰うでえねえ。」
例文音声はこちら