遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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語尾に付く「でえ」ではなく頭に付く「でえ」のお話し。
「それで」と言っている。共通語であろうが使用頻度が高いことに地域性があろうか。「で」と言うよりも「でえ」と言う方が多い傾向が遠州弁にはあろうか。
前の話しに上乗せというか被せるという使い方もすれば話し変わるけどけどみたいな切り替えの使い方としても使われる。「で」だと切り替えの用途に限られる点があって両刀使いの「でえ」がよく使われる理由であろうか。
他には「そんでえ」・「ほんでえ」などがある。「ほれでえ」というかどうかは微妙。
たまに「だもんでえ」の略としても使われる事がある。
疑問形にする場合は「でえ?」となるよりも「で?」となる事が多い。
例文1
「あのさあちっといい?」
「ちょっと待って今テレビ観てるで。」
暫し後
「あ~笑った。でえ、なによをなんかいいたいこんあっただら?」
「はあいいや。何ゆうか忘れたでえ。」
(もういいや、何言うのか忘れちまったよ。)
例文
「あのさあ。」
「なに?」
「明日暇だら?」
「なんで?」
「フラワーパーク行かん?」
「別にいいけど。」
「でえ 車出してくれんかねえ。」
例文音声はこちら