遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「どうしようもない」と間違いやすいのだが、「ど+しょうもない」物凄くくだらんとかつまらないとか全く意味がないとかいう意味である。
「どしょんない」という言い方もあるがこちらはとてもどうしようもないと物凄くくだらないと両方の意味を持つ汎用タイプの表現である。
「どしょうもない」と同じような表現では「ど馬鹿」・「馬鹿やあ」などというものがある。馬鹿の表現だとつまらないというニュアンスはなくなり純粋にお間抜け的くだらん系ニュアンスになる。
「どうしようもない」と言いたい場合には「しょんない」(どは付かない)・「やりようない」・「せずようない」・「しようありもしん」とか色々ある。
例文
「今日はあいつぁこんだけえ。」
(今日はあいつは来ないの?)
「あいつぁ家でどしょうもないこんせるでこんてさ。」
(あいつは家で他愛の無い事するから来ないってさ。)
「なによをどしょうもないこんて。」
(なんだいその他愛の無い事って。)
「知らんだあ。なにやってるだか。なんしょ行かれんだって。」
(知らない。なにしてんだかねえ。とにかく行けないって。)
「まあ本人がそうゆうだで恥ずかしくてゆえんような相当どしょうもないこんだらなあ。」
(まあ本人がそう言うんだから恥ずかしくて人に言えないような相当くだらんことなんだろうな。)
「それか嫌々家のてんだいやらされてるかも。」
(それとも嫌々家の手伝いさせられてるのかもね。)
「それもは別ん意味でどしょうもないなあ確かに。」
(それは別の意味でつまんないよなあ確かに。)
例文音声はこちら