遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「どこかしら」と言っている。
「どっかこっかで売ってるらあ」
(どこかしらで売ってるだろう)
こういう言い方は多分遠州独特だろうと思えてきがちなのだが、ネットで検索すると結構な範囲で使われてるので全国的な俗語という範疇なんだろうかな。
「どこかしら」が「どっかこっか」であっても「なにかしら」が「なんかこっか」になるというものでもないので「どこかここか」という言い回しが本来の言葉であったのであろうか。まあ「どっかしら」が「どこかしら」の変形として存在してるのであろうから「どこかここか」がオリジナルなんだろうかなやっぱし。でも「どこかここか」なんて言い回しあるのか?という疑問は浮かぶわなあ。
「どこぞに」という訳し方も違和感ないのであるがこれもどこをどうすれば「どっかこっか」に化けれるのか理解できないものなあ。
一応遠州でも使われているよという事で記載。男女共用。
効能としては「どこかしら」と言うよりもよりいい加減な当てにならない印象を与えるというようなところであろうか。
促音まるけの言葉遊びを考えてみると
「ニッカボッカ売ってんかどっかこっかいってあっちこっち探いてそっちこっち聞いたけど結局分からんかった」
例文
「こうゆう時ぱぱってやってくれる便利なのあるといいだんね。」
(こういう時にぱぱっとやってくれる便利な物があるといいのにね。)
「そうだよねえ。そおゆうのどっかで売ってんかねえ。」
(そうだよねえ。そういうのどこかで売ってないかねえ。)
「さあ。どっかこっかで売ってるじゃないの?知らんけど。」
「それんどこにあるよを。買いい行きたいやあ。」
(それはどこにあるの。あるなら買いに行きたいんだけど。)
「だで知らんっつってるじゃん。そうゆうのぱぱって分かるのあるといいだんね。」
(だから知らないって言ってるでしょ。そういうのがぱぱっと分かるものがあればいいのにね。)
「そうだよねえ。そうゆうのどっかで売ってんかねえ。」
(そうだよねえ。そういうのどこかで売ってないかねえ。)
「さあ。どっかこっかで売ってるじゃないの?知らんけど。」
例文音声はこちら