遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「びり」。「びりっけつ」がはしょられて出来た表現であろうか。
子供の時分によく使っていたが大人になると「どべ」・「けつ」・「どんけつ」とか言うようになったので子供言葉であろう。この言い方が遠州弁の言い回しなのかは不明であるが、ネットで調べると関東辺りでも近い言い回しがあるみたいなので、うちんとこの衆らの勝手な造語ということではなさそうでちゃんと存在しているのは間違いないところであろう。というかむしろこういう言い方を遠州でもしてたという言い方の方が正しいか。男子女子共用の言葉。
使いどころはなにせ大分前の事なので細かいことは思い出せない。が、悪意や中傷の籠もった表現ではなかったような気はする。
例文
A「やあ、野口公園集合な。」
(いいか野口公園に集合だぞ。)
B「何時にい。」
(何時にだよ。)
A「家にカバン置いたらちゃっとでえ。」
(家にカバン置いたら直ぐに来るんだよ。)
C「そんなどいい加減でいいだか。」
(そんな大雑把でいいのかよ。)
A「びっけの奴みんなでしっぺな。」
(最後に来た奴は皆からしっぺということで。)
D「それずいぶんじゃんわし一番遠いだに。」
(それはないよ僕が一番遠いんだから。)
A「ダメ、はあそう決めただで。」
(問答無用。もうそう決めたんだから。)
例文音声はこちら