遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
意味としては、放置する・途中で止める・放る、などとなる。
「ほっぽりなげる」よりは程度は低い。「ほっぽりなげる」だと放棄する・放り投げるといった意味になる。
「ほうらかす」も放り投げるという意味で使われるが「ほっぽりなげる」よりは柔らかい表現になる。
似たような言い方としては「うっちゃる」・「うっちゃらかす」という言い方もあるが
こちの方が投げる・放棄とかいった感じでより強い表現となる。
例文
「あいつぁ仕事ほかいてどこん行きくさっただあ。」
(あいつは仕事放ってどこ行ったんだ。)
「そんだけじゃないにい。弁当喰いかけでそれんほっぽらかいてどっかとんでった。」
(それだけじゃないよ。お弁当食べてたけど置き去りにして急いでどこかに行っちゃった。)
「なにせい行っただかいやあ聞いちゃいんだ?」
(なにしに行ったんだ?聞いてないのか。)
「聞いちゃいんだわ。」
(聞いてないよ。)
「ま、帰ってきたら説教だの。」
(こりゃ戻ってきたら説教だな。)
「帰って来るかも怪しい勢いだったけど。」
「ほんとにけえ。」
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