遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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ほこりだらけ(まみれ)と言う意味。
「まる」というのは「まるまる」(全て)「まる一面」とかと同じ意味で全体とか辺り一面とかいうニュアンスを表わしている。
「け」については、だらけの「け」だろうという想像しか思いつかない。
「血まみれ(血だらけ)」を「血まるけ」とは言わないのでなんでもかんでも「だらけ」が「まるけ」に変化するわけではない。
「猫灰だらけ」を「猫灰まるけ」とはいうかもしんない。
例文
「やあ。○○かしとくりょう。」
(ねえ、○○貸してちょうだい。)
「ええけど、やあっと使っちゃいんでほこりまるけだにぃ。」
(いいけれども、随分使っていないから埃まみれになってるよ。)
「構わんでえ。埃払やあ使えるだら?」
(構わないって。埃払えば使えるんだろ?)
「だと思うだけどやあ。」
(だと思うけどね。)
「ありがと。ほいじゃ借りてくでねえ。」
(ありがとね。それじゃあ借りてくよ。)
「使えんかったらごめんだにい。」
(使えなかったらごめんね。)
「はいね。」
(いいって。)
例文音声はこちら