「本当は」を略した言い方。
関西弁の「ほんま」みたいなものであろうか。
「ほんたちゃんとしんとかんだんちゃんたあでけんだいね」
(本当はちゃんとしないといけないんだけどちゃんとは出来ないんだよね)
実際には「ほんたあ」と言ってるのであるが「ほんた」と聞こえるものである。
例文
「きんのうなによう、えらいちゃっと帰ったみたいだけどなんかあっただ?」
(昨日はどうしたんだ?かなりそそくさと帰ったみたいだけどなんかあったの?)
「ほんた最後までいにゃかんかっただけど、今日は早く帰ってこいっつっておっかさにきつくゆわれてただよ。」
(ホントは最後までいなきゃいけなかったんだけど、今日は早く帰ってきなさいって女房にきつく言われてたんだよ。)
「またなにかやらかして頭あがらんだ?」
(またなにかしでかして頭が上がらなくなったの?)
「なにもせんでも頭あがらんだよ。」
「倖せの尺度がわしには分からん。それで倖せだか?」
「微妙だの。でもしょんないだよ。」
例文音声はこちら