遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
みつける・みつかった(みつけた)と言う意味。
みつからないは「めっからん」。
見つけられないは「めっけられん・めっけれん」。
「み」がめ」に訛っただけのことではあるが。説明を簡単にした分例文を長めにしてみました。
例文
「めっかったけえ。」
(見つかったかい。)
「いんやめっからんだよお。」
(いやあ、それが見つからないんだ。)
「どこいかしただいやあ。」
(どこにやっちゃったのかなあ。)
「盗られんように仕舞っただかいねえ。」
(盗られないように仕舞ったのかな。)
「あんの不精がそんな気の利いたこんせる訳ないらあ。」
(あんな不精者がそこまで気の利いた事する訳ないだろう。)
「確かに。けんどこんだけ探いてもめっからんちゅうこたあ、はあどこぞで使っちゃっただかいやあ。」
(そうだよね。でもこれだけ探して見つからないって事はもうどこかで使っちゃったのかなあ。)
「なんでよを。あいつん持ってきてっつっただにい?無い訳無いらあ。」
(なんで?あいつが持ってきてって言ったんだよ。無い筈無いだろう。)
「わからんよお。使ったの忘れかあってるかもしれんじゃん。」
(どうだか。自分で使っちゃったのすっかり忘れてるのかもしれないだろ。)
「一旦戻って聞いてみまいや。」
(一旦戻って確認しようよ。)
「そうだの。聞いてみすか。」
(そうだね。聞いてみようか。)
例文音声はこちら