遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「持ちに行く」共通語に訳すと「取りに行く」。男女共用の表現。
当たり前すぎて遠州弁とは気づかなんだが、どうも方言らしい。
しかし「取りに行く」は「とりいく」と言うから「もちいく」を「取りに行く」と訳すのはなんかざらつきを感じるんだけど「取ってくる」という訳の方が違和感少ないかなあ。でもやはり「持ちに行く」という言い方自体本当に方言なんだろうか。どうも信じ難いがまあ一応遠州弁として記載。
屁理屈で考えると「持ちに行く」だから「もちいいく」であろうが
実際声に出る時は「もちいく」となる。
例文
「あれえいやだやあ、財布持ってくるの忘れちゃってえ。」
(しまったあ。財布忘れたあ。)
「いいよわし持ち行くで行かんでも。先い行って。」
(戻らんでも俺が取りに戻るから先に行きな。)
「置いてある場所分かるう?」
(どこに忘れて置いたのか分かる?)
「多分タンスんとこだら。入りゃせんつってズボンと格闘してたでえ。そっちんほうに気いいってて忘れかあっただらあ。」
(タンスのとこじゃないの?無理矢理ズボンはくのに神経集中しすぎて財布の事すっかり忘れたんだろ。)
「いらんこんじゃん。」
(余計なお世話でしょ。)
例文音声はこちら