遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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やけにと言う意味。
どこぞの方言のような「そうやけん」(そうだけれど)といったような使い方は遠州ではない。そういう使い方の場合、遠州では掛川以東だと「そうだけん・そうだけえが」浜松だと「だけどぉ」とかが使われる。
例文
「やけん最近日い暮れるに早いと思わん?」
「はあじきん秋来るっちゅうこんだらあ。」
「なんかあっちゅう間に過ぎるなあやあ。」
「そんだけ歳喰ったっちゅうこんだあれ。」
「なんかいいこんないだか。」
「あっても忘れかあって憶えちゃいんだけだらあ。」
「そんなもんかいねえ。」
「どうしたでえ やけん暮れてるじゃんかあ。」
(どうしたの。やけに暮れてるじゃないの。)
「晩餉下は腹減るでえ。」
(夕暮れ時はお腹が減るの。)
「条件反射かおんしゃあ。感傷に浸ってるじゃないだか。」
例文音声はこちら