遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「寄り合い」。
相談のための集まり、会合。と辞書には書かれてある。
方言などではない共通語であるが、多くの地域では死語になりつつあろうが遠州ではピンピンしていて現役としてしょっちゅう使われる表現ということで記載。
若い衆はさすがに使わないがそれでもそういう歳になれば自然と使うようになる表現である。男女共用の表現。
昔はPTAとかでの会合や何かの意見交換会とかなども「よりあい」と表現していたが、最近は使用範囲が町内会とかで使われる程度に縮小されてるといった使用年齢が上がってきてはいる。長い付き合いとかではなくなったからという事もあろうが、とにかく親しさが薄いような会合などでは使わなくなってきている表現であろう。
集会所というより寄り合い所という方がなんかしっくりくるのは気のせいか。さすがに詰め所という言い方をすることはもう聞かないが。
例文
「今日町内会の寄り合いあるでその時間出かけるでねえ。」
(今日町内会の会合があるからその時間になったら出掛けるからね。)
「飯わあ。」
(ご飯は?)
「作ってる間んないでなんか取りない。」
(作ってる時間がないから何か出前で済ませて。)
「じゃあ寿司にせっかな。せっかくだで。」
(それじゃあせっかくだからお寿司にしようかな。)
「ばかっつら。なにがせっかくよを怒れるう。こっちは付き合いで好きで行くじゃないだに。」
(ちょっとぉ、せっかくだからってどういう意味よ。こっちは付き合いで渋々出席するっていうのに。)
例文音声はこちら