遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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まあ、「くろ」の応用編みたいなもの
「くろ」は「端」(はじ・はし)・「隅」(すみ)という意味。
漢字にするとおそらくは「畔」と書くと想像している。
「畔」は「湖畔」とかいう「ほとり」という意味と田んぼのあぜという意味がありどちらの意も「はじっこ」という意味使いだと勘繰れ、遠州ではその「はじっこ」の意味で「くろ」を使っていと妄想できる。
で、「りょうくろ」
漢字で書けば「両畔」ということになろうか
「両方のはじっこ」つまり「両端」(りょうはし)ということ。
例文
「これ長くて、りょうくろいっぺんに持てんで片方持ってやあ。」
(これ長くて両端ひとりじゃ持てないから片方持ってくれないか。)
「重いのは嫌だにい。腰おやいてるだで。」
(重かったら駄目だよ。今腰痛めてるから。)
「重かないでいいよ。」
(重くないから大丈夫だよ。)
例文音声はこちら