遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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ネットで「遠州弁」をキーワードで検索してたら以下の説明がなされているとこにヒットした。
「形容詞 形容動詞の形容詞化」一部の形容動詞の末尾に、形容詞を形成する接尾辞「い」を 付加することによって、形容詞化する用法がある。例:「横着い」(=「横着な」)、「 上手(じょうず)い」(=「上手な」)、「丈夫い」(=「丈夫な」)。
以上。確かにっと思う部分も有り、いやさ待ちやいという部分も是れ有り。
「横着い」は聞いたことも使ったこともないのでここではパスしていくつかの例文を訳してみると
「ほれみい丈夫い服だらあ」(ほらご覧なさい丈夫な服でしょう)
「あれあんた上手いじゃん」(おやあなたうまいじゃない)
「丈夫いで着てみない」(丈夫だから着てみなよ)
「あの人上手いでやってもらいない」(あの人上手だからやってもらいなよ)
と訳するのが違和感がないところである。
こういう風に並べていくと「い」=「な」と説明するのは「?」があるかや。
多分「デブい」とか「今い」・「ナウい」の遠州弁版ということを説明されてるんだろうけど実際の使い方に当てはめようとするとあまりの無法地帯であるがために無理がどうしても感じられるんだよな。
上記の例文は
「丈夫な服だらあ」
「上手な人じゃん」
「丈夫な服だで」
「上手な人だで」
といった風に実際に使ってる感覚的でいうと「上手な人」とか「丈夫な物」とかで「~なもの・ひと」と言うべきところを「い」を使った場合「人・物」は省略して言うことになるとかいう条件を付けておくなどでないと「い」=「な」を説明するには厳しいものがありそうだ。
でないと「丈夫いで着てみない」の訳は「丈夫なで着てみなよ」となって「?」ってことになりかねない。
もしくは「な」ではなく「なの」とすべきか。
追記
これはどこぞのホームページにあったけものだけどウィキペディアの遠州弁の項目の中に全く同じ文章があったのを後で知った。やっぱ転載は明記しとかないと自分(HPの管理人)が講釈垂れてるように思われかねないので出自は書かないといけないよな。
でもそうすっとあれか?この記事ってウィキに異論唱えてるって事になるのか?まあウィキは理屈で自分は現実というフィールドが違うということで決して楯突いてるつもりはござんせん。と言い訳こいとこ。
なんしょ現実はだあだあだもんでねえ。理屈で縛れんことあるだよを。