遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「だで」と「だもんで」は別物か?の記事でコメントを戴きまして(ありがとうございます)
「だで」は結果に重点が置かれ「だもんで」は原因に重きがいっているという違いがある。というのはまさにその通りでありまして
「そんなんだでかんじゃん」
(そんなだから駄目なんじゃない)
「そんなんだもんでかんじゃん」
(そんな有り様だから駄目なんだろう)
という違いは明らかにありますな。ご提案感謝いたします。
他にこういう説明の方がいいのかなと気づいた事としては
「だで」は言い放ちの指摘できつく聞こえ「「だもんで」は~なんじゃないのか?という風な同意を求める和らげた言い方という違い。
「だでかんだら」(だから駄目なんだろ)
「だもんでかんだら」(だから駄目なんじゃないのか)
という違いを感じる点もあろうかな。
まあ、実際のところは違いを意識して使い分けてる事は少なくほぼその人の性格(言い切りたい人とぼやかしたい人)とかに沿ったどちらかの言い方を選択してるところであるように思えるところです。言い方によっても結構強弱はつけられますし。
それに「だでかんだら」という言い方をよくする使い手が普段通りに言い切るにはどうもというような際には「だでかんだら。そう思うよを」と付け加えるとかで対処するようなことをして強弱を調整している事も多いと思われるところです。
それと「かん」につきましてはちょっと地域特性を感じましたので、そのうちまた新たな記事として起こします。(興すと書くにはおこがましいので)
原住民でいる限り当たり前すぎて地域性に気づかない点もたくさんあります故、外にいるからこそ気づくみたいな点がございましたら今後もお教えくだされば幸いです。