遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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暇は好きでもいいことでもないからそんなの無意味で目くそ鼻くそな比較だと言われてしまえばそれまでの話しであるが。遠州弁のニュアンスとしてこの違いは存在するのかどうかという考察。あくまで個人的な推察なので根拠はござんせんし一考ですので正しいとは限りませんのでご注意あれ。
招かざる暇だと「どひま」であろうか。仕事中することがないとかには「どひま」だと商売の先行きが不安に陥る感じになるが、「ばかひま」なら今日はついてるみたいな能天気もしくは自嘲気味に言えてる感じがする。
もちろんホントは好きなくせにお前なんか嫌いだあと言ってしまうようなのと同じでホントはほっとしてるのに「どひま」と言うこともあろうがここではそういった使い方は省く。
休みの日になにもすることがなく家でぼーっと無為に過ごしている時などは「どひま」を使うことが多いのではなかろうか。
「家でばかひましてる」と言うのと「家でどひましてる」とだと
「ばかひま」はそれなりにやることもあるのだけどヤル気なしであるがかといって他にする(したい)こともないといった勢いで、こんな時に誘われたら「じゃあ行こうかな」といった勢い。
「どひま」だとなんかやりたいヤル気はあるがやることが見つからないという勢いを感じる。こんな時に誘われたら待ってましたと「行く行く」ってな感じ。
これらのことから
「どひま」はあまり有難くない状態である。ヤル気はそれなりにあるのにという空回り状態。飽き飽きしてる印象を受ける
「ばかひま」は暇な状態をある意味許容してる。ヤル気が薄い待機状態。とりあえず様子見という不動な印象を受ける、
という場合に使い分けられているのではないか。これに「がんこ」・「えらい」・「滅茶」・「目茶」・「やたら」・「なんか」・「いやに」・「相当」・「大分」とかを含めるとこんがらがってしまうので比較しないけどとにかく「暇」にも色々と種類はあるものである。
もちろんあくまで「暇」に限ってのお話しで「ど重い」と「ばか重い」との比較とかにおいては決して成立しない特殊な「ど」と「ばか」の使い分けの話しである。