遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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遠州弁関連
「へいこら」と「へえこら」は別物か?
んなわきゃないか。
あくまで遠州弁でのお話し。
そしてあくまで個人的意見。
辞書とかだと「へいこら」で載っていて「へえこら」は無い。
辞書にある説明には「上役にへいこらしてんじゃねえよ。」とかいう使い方での要は媚を売ってるとかご機嫌とってるとかへつらってるとかいう意である。
じゃあ遠州弁で使われる「へえこら」はというと「やたらくしゃへえこらするじゃねえよ。」とかいう使い方で不必要に下手に出てる・低姿勢などという意で使われたりすることがある。「平伏」に近い感じであろうか。
もちろん「へいこら」と同じ使われ方もするものであるが「へえこら」が「へいこら」と異なる所は媚とかごますりとかいう下心がある意味は持たず、どちらかというと弱気を印象付ける感じでの「ぺこぺこ」という勢いがある。
「へいこら」と「へえこら」はおそらくは同じものだろうけど、共通語とは使いどころが微妙に異なるので異なる言葉のように思えたりなんかしてくる。
まあこういう使い方がおかしいんだと言われてしまえばそれまでだが。
ちなみに「へいこら」の意では遠州弁では何を使ってるのかというと、例えば「へいこらしてんじゃねえよ。」というのだと「みこばっか気にしてんじゃねえよ。」といったように「みこ」が使われたりする。
「みこ」は「覚え」(「覚え目出度き」の「覚え」で「みこがいい」で「覚え目出度い」ということになる。)という意味で「あいつみこんいいもんで可愛がられてる。」とかいった風に悪口陰口批判に限ったものではないというとこが「へいこら」と違うところであるが。
他には「へこへこ」とかも「へいこら」の意で使われたりする。