遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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当然のことながら「小さい」と言っている。他意はない。
他といえば「ちいちゃ」・「ちっちゃ」・「ちっこ」・「ちっちゃい」・「ちっこい」・「ちっさい」・「ちっせえ」・「ちんこい」・「ちびこい」という言い方もする。「こまい」・「こんまい」は意味は理解できるが使う事はほとんどしない。ちなみに「こまい」(細い)は辞書に記載されてるので「こんまい」が方言ということになるのだろうか。
「ちいちゃい」は遠州固有な言い方ということではないだろうが地域的なものを探すとなると、幼児向け言葉に限ったものではないという点であろうか。大人同士で使う場合期待に反してとかいったがっかりというニュアンスが込められてる事が多い。もしくはガキじゃあるまいしといった子供だましのようなというニュアンスも含まれる事もあろうか。
なので決まりや根拠がある訳ではないが傾向としては「小さくてかわいい」という場合は「ちいちゃくてかわいい」と言うよりも「ちっちゃくてかわいい」(他には「ちっこく」)という言い方をすることが多いと思われる。あくまで大人同士の場合はである。
例文
「なんか入賞したもんでメダルくれたよを。」
「ほお、よかったじゃん。」
「それがさあ、ばかちいちゃいだにい。見てみい、ほれ。嗤っちゃうらあ。」
「んなもんだらあ。」
「そうかねえ。こんなもんだかいねえ。」
「だよを。」
「けっこうがんばっただけどやあ。」
「貰えなんだ衆の事思や貰えただけ有り難いと思わにゃ。」