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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

遠州では使われない言葉「われ」・「おまん」

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遠州では使われない言葉「われ」・「おまん」

二人称である「お前・あなた」という言い方で遠州では使わない言葉。他にもあろうが思いついた限りだと

「われ」

「きさん」

「おまん」

「みしゃん」

「あんさん」

「おまえさん」

「君」(皆無ではないが普段使いでは言わない)

「あなた」もどちらかといえば「あんた」となることが多いので、改まった時(共通語を話してるつもりの時)とかでしか使わないといえば使わない。

「てめえ」は二人称としても使われるが「てめえでなんとかするんだな」(自分でなんとかするんだな)という風にも使われる

では、相手を呼ぶ際の基本の遠州弁はなにかというと。

女性は「あんた」が主流であることはほぼ間違いないところであろう。

問題は男であるが「おんしゃ・おんし」は私らんとこではそう頻繁に放たれる言葉ではない。実用では「おめえ」・「おまえ」。「なあ」・「やあ」・「おい」とかで済ます事も多い。とはいってもこれらが遠州弁の基本というにはぞんざい過ぎて異論が出るであろうところである。

基本はというと愛称で呼ぶというのが基本ではなかろうか。よくは知らない人に対しては「あんた」であろうか。

話し変わるが知らない人からいきなり声を掛けられるという際、「おにいちゃん」・「「おにいさん」とかいう言い方。遠州弁だと「にいちゃ」・「あんちゃあ」とかになるのであるが。

知らない人から「にいちゃ」とか「あんちゃあ」とか声かけられたら警戒するところであるが発してる本人からすれば「やあ」程つっけんどんでなく「おめえ」程馴れ馴れしくもなく丁度いい塩梅に思えるから使うのであろうがこれほど意識が伝わらない言葉が不変というのは不思議である。他に言い方が存在しないからなのだろうがもし見事にはまる表現を見つけたらこれは凄い発明(もしくは発見)ということになるのだろうか。

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