遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
遠州弁かると(かるた)を作るうえで辞書のお世話になる必要が多々あるのだけれど。
古語辞典を引くと結構面白いことに気づいた。
「あたあた」。漢字にすると「熱熱」。熱さで苦しい時に発する悲鳴。熱い熱いの意。となっている。もちろん遠州弁ではない古語である。
でも、これで遊べるなと。+遠州弁であたあたづくしの文章作って遊ぼう。
「当たった」を遠州弁にすると「あたあた」。「たわけ」を「たあけ」に。「暴れる」を「あたける」に。
「当たった辺りが熱くてこんちくしょうと暴れる」という文章を弄くると
「あたあたあたりんあたあたでたあけとあたける」
「あたあた あたりん あたあたで たあけと あたける」
これに「安宅舟」の略語の「あたけ」・「頭」の「あたあ」・「それに」の「まあた」・「痛く」の「あたた」・「~しまくった」の「~かあった」を追加して
「暖かい日に安宅舟に乗ったら
なんかが頭に当たった
それに当たった辺りが熱く痛くって
物凄くこんちくしょうと暴れまくったよ」
「あたたけえひんあたけえのったらなんぞやあたまああたあたあまあたあたあたあたりんあたあたあたたでどたあけとあたけかあったあ」
「あたたけえ ひん あたけえ のったら なんぞや あたまあ あたあたあ まあた あたあた あたりん あたあた あたたで ど たあけと あたけかあったあ」
「あたたけえ(暖かい)ひん(日に)あたけえ(安宅に)のったら(乗ったら)なんぞや(何かが)あたまあ(頭に)あたあたあ(当たったあ)まあた(それで)あたあた(当たった)あたりん(辺りが)あたあた(アチチの)あたたで(あ痛で)ど(凄く)たあけと(馬鹿野郎と)あたけかあったあ(キレまくったよ)」
まず絶対言えないだろうな。当たったのがなにかがはっきり書ければよりよいのだろうけどあたあ(頭)に思い浮かばん。