遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「すみっこ」の訛った表現?これが方言で、ましてや遠州弁かどうかは非常に疑わしいところであるが
イントネーションは「す」に置く言い方と「み」に置く言い方の二種類を耳にする。遠州弁的には「す」に置く方がらしいのであろうか。
端(はじ)とか角(かど)とか言う意味では「くろ」(畔)を使うことが多くどう使い分けしてるのかという説明はしにくいのであるが、「豆腐の角に頭云々」を「豆腐の畔に頭云々」と言い換えは出来るが「豆腐のすみっちょに云々」という言い換えはない。
「引き出しのすみっこ」を「引き出しの畔」・「引き出しのすみっちょ」と言うことは出来る。
例文
「線引きかしょう。」
(定規貸して。)
「そりゃいいだあ、どこいっただいやあ。」
(貸すのはいいけどどこにいっちゃったのかなあ。)
「机の引き出しのすみっちょとかにしまい忘れちゃいんだ?」
(机の引き出しのすみっことかにしまい忘れたんじゃないの?)
「と思って見てるだけどないだよを。」
(そう思って探してるんだけど無いんだ。)
「あ、わしん引き出しにあった。だでいいやあ。」
(あれ?自分の引き出しにあった。だから借りなくてもいいや。)
「ちょい待てやあ。それわしんだらあ。」
(ちょっと待てよそれ俺んのだろ。)
例文音声はこちら