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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

たいがい

意味使いは二つ

「たいがいにせえよ」(いい加減にしろよ)。

「たいがいはわしんやってる」(大方は私がやっている)大体やあらかたでも意味は通る。

もっとも両方とも「大概」で辞書引けば出てくる使い方で遠州弁ということではない。しいてここに記載する理由があるとしたら共通語として古い言葉でも遠州ではまだ現役で使われているということであろうか。

例文

「はあええらあ。十分喰ったらあ。」

「なによを。さっき来たばっかじゃん。」

「おんめえなあ。たいがいにせえよ。ばかすか喰やええっつうもんでもありもしんに。」

「なにゆってるよを。バイキングだに。せっかくお金出して入ってるだで元取らんでどうするよを。」

「ざけんじゃねえよ。喰やあ喰った分きっちし太る癖して。ほんで痩せすかっつってこんだあ訳分からん健康器具買いくさって。元取るもへったくれもねえじゃんか。」

「いいじゃん。器具だって遊ばしとく訳じゃなくてわし使わんでもたいがいあんた使って運動不足の解消で便利してるらあ。」

「じゃなくてえ。元の話ししてるだあ。食い意地張るなっつってんの。」

「なんでよを。ちっとばか喰ったじゃ損じゃん。せっかく来ただで元も取らんと楽しめんじゃん。」

「がんこ喰いたいならてめえで作りゃいいじゃん。」

「たんと喰えやあええ訳じゃないだでねえ。」

「量かあ?質かあ?どっちん楽しいだあ。」

「両方に決まってるじゃん馬鹿だやあ。」

例文音声はこちら

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