遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
例文
とある作業においての作業員二人の会話。
「そんなきぜわしないこんだれんやるよう。」
(そんな気忙しない事誰がやるって云うんだ?)
「おめえがやるだあれ。」
(当然お前がやるの。)
「やだよぉ。」
(やだよお。)
「やじゃあらすかぁ、やらんとかんだって。早くしんと時間なくなるにい。」
(厭じゃないの!やらなくちゃいけないの!急がないと時間がないよ。)
「Kちゃなにやるよぉ、わしがそっちやるでkちゃやってやあ。」
(kちゃんは何をやるの?俺がそれやるからこれKちゃんやってよう。)
「馬鹿こいちゃかんて、おめえこっちの仕事できもしんに。」
(冗談いうなよ。お前じゃこの仕事できないだろ?)
「~だあれ」には当然・当たり前という意味が含まれる。ある意味決定事項的な表現なので言われたことを履行しないと逃げたとみなされる。屁理屈で覆すには大変な労力がいる事が多い。