遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「それはまあそうなんだけど」という言葉を遠州弁にすると
「そりゃまあそうだけえが」と「そりゃあまあそうだん」
次に「これをやるのか?」だと
「これやるだけえ」か「これやるだあ?」
という風になる。ニュアンス的にはほぼ大きな違いはなく使い分けとかもなくどちらの言い方を使うかはその人次第という感じであろうか。
出所は勿論確かではなく全て勝手な想像で根拠は無いが「けえが」は掛川方面っぽく、そちらの言葉のような気がしないでもない。「だん・だあ」は浜松の旧市内とかで使われていたのではと想像した場合天竜川を挿んでが境界線だったのだろうかという説が考え付くのだが、実は旧市内でも「け・けえ」は使っていたので非常に嘘臭いので分類は無理であろう。。
まあとにかく今はしのぎを削って勢力争いをしていなくもないかなと。勢力図でいったら今私の周りでは「けえ・けえが」派が攻勢中かな。
でも、「だら・だに・だで・だあ・だん・だだ・だの・だと・だて・だな・だね・だや・だよ・だわ」とかで統一性があって説明するに楽なので「だん・だあ」派が主流になって欲しい気はするだん。
例文
「明日仕事しい来た方がいいだあ?」
(明日出勤した方がいいのかな?)
「どうだいやあ。いちお~非番じゃなかったっけえ。」
(どうだろうね。一応非番じゃなかったっけ。)
「そりゃあまあそうだん。忙しいなら来るにい。」
(そりゃあまあそうなってるけど、忙しいなら来てもいいよ。)
「来てくれりゃあ嬉しいだけえが。休まんと体おやいちゃかんでなあ。」
(そりゃあ仕事してくれれば有り難いけど休まないで体壊されてもなあ。)
「まあなんしょ午前中なら電話してくれりゃあくっでね。」
(まあとにかく午前中だったら電話してくれれば来るからね。)
「はいね。」
(うん分かった。)