遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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意味としては「とろとろやってると怒られるよ」つまり「しゃきしゃきやれ」ということである。注意というより戒め・警告的なニュアンスであろうか。男女共用。
例文
「なによを。あんたまだ手えつけちゃいんだ?」
「しょんないじゃん。営業からの発注数ゆってこんだもん。」
「そんなの電話かなんかで催促すりゃいいじゃん。ホントしょろしょろしてるとどんじかれるにい。そんな残業やりたいだ?」
まあ見事な程にどれをとっても遠州弁といった感のする言い回しであろう。
実際のところは「もっさりしてると怒られるよ」という夢のない言葉ではあるが。
多少夢を追うならば、「誰に怒られるんだ?」とか聞き返すのは野暮というものであろう。きっとお天道様にということに違いないのだから。これが天に代わってお仕置きするのが上司とかだったらせせこましい話しになってしまう。
正気に戻って、言葉それぞれの意味は別記事で説明してあるので省くとして。
「どんじかられる」を「がんこ怒られる」に代えると戒めというより先ほど述べた上司とかに実際に叱られるぞという注意のニュアンスが強くなりちゃんとやんなよといった戒めというニュアンスは薄れる。
「しょろしょろ」を「ちんたら」に代えると言ってる本人が怒り気味という比重が重くなる。ちなみにちんたらの方がしょろしょろよりサボり度合いが増した勢いになる。
大まかなニュアンスとしては距離を置いた忠告という感じであろう。むっとしてはいるが自分が注意したくはなく言いつける気はないがあわよくば他の人に注意してもらおうかという気分の場合にも使われる。これが自分が注意するということであれば
「しょろしょろやってんなやあ」辺りで、むかついて一発かますのなら
「やあばかっつらなにしょろしょろやってるだあ」
くらいになるであろうか。