どうだろうという意味。別に説明の必要もない言葉ではあるが、使い分けについての違いがかすかにある。無論集落によって異なるので遠州全般に言えることではないのかもしれない。

「どうだかいねえ」若干肯定的なほうに意識が傾いている時に使われる。

「どうだかいやあ」幾分否定的なほうに重心が傾いている時に使われる。

例文

「この道であってるだかいねえ。」

　　（この道であってるのかなあ。）

「どうだかいねえ。もうちっと行ってみすか。」

　　（どうだろうねえ。もう少し行ってみようか。）

「しっかしほんとこの道であってるだかいねえ。」

「どうだかいやあ。誰かん聞いたほうがええらあ。」

　　（あってんのかねえ。誰かに聞いたほうがいいんじゃないの。）