遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「早くから」と言っている。「早くに」という言い方が共通語訳としては合致するか。「親を早くに亡くした」というのを「親をはように亡くいた」といった具合。
「朝もはようにご苦労なこった」
(朝っぱらから大変だね)
共通語だったら「朝もはよからご苦労なこった」と言うか。
「急げ」を「はよう」とか「はよ」とか言うのは方言でもなんでもないだろうけれど
「やあ はようしとくりょ」・「やあ馬鹿っつう はようせよやあ」
(もう早くしてよ。)・(おいいい加減早くしろよな。)
となるとモロ遠州弁以外の何者でもない気がしてくる。
「はように」という言い方は方言チックな雰囲気が漂うところである。もっとも遠州独特ということでもなかろが一応よく使われるということで記載。男女共用。
例文
「やあ、提出日明日だったやあ。忘れかあってた。まだ全然手えつけちゃいんよを参ったやあ。」
(うわあ、忘れかえってた。提出日明日だった。参ったなあまだ全然手をつけていないよ。)
「はようにだいときゃよかっただにい。そうすりゃこんな慌てんで済んだだに。」
(早めに出しとけば良かったのに。そうすればこんな慌てなくても済んだのに。)
「ふんだだこんこいたって他にも色々あってなんしょ忙しかっただもん しょんないじゃん。」
(そんな事言ったって他にも色々とあって忙しかったんだからしょうがないだろ。)
「しょんないで済んだらあんた世の中だあだあんなるにい。」
(しょうがないが通るなら世の中しっちゃかめっちゃかになるよ。)