遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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失敗しでかした・へましたと言う意味。「馬鹿見た」がエライ目にあったみたいな自分は被害者的な状況にたいし、「馬鹿やった」は明らかに自分が実行者の立場にいる状態となる。「馬鹿こいた」も同じ意味。特に遠州弁ということではないが一応記載。
馬鹿をくれてあげたとか馬鹿をうつしたとか言う意味ではない。関西弁風「ばかやった」のような「馬鹿だった」という意味使いとは似てるけど違う。(イントネーションも違うけど)
「へまやった」と言う表現はあるが「失敗やった」という表現はない。これが「やった」ではなく「こいた」を使うと「へまこいた」も「失敗こいた」も存在する。
「へました」・「失敗した」はあるが「馬鹿した」という表現はなくはないがあまり使わない。
例文
「えらいがんこ時間掛かったじゃんか。なにしてたよを。」
(物凄く時間掛かってたねえ。何してたの?)
「しょんないじゃん。別にどっかよそ行ってた訳じゃなくまっつぐ来てこうだもん。」
(仕方が無いだろ。特に寄り道してた訳じゃなくて直行で来てこうなんだから。)
「うそだあ!まっすぐ来てこの時間はありえんらあ普通。」
(本当かい。まっすぐ来てこの時間はありえないだろう。)
「うそじゃあらすけえ。ほいたら○○一緒だっただで聞いてみい。」
(本当だって。嘘だと思うなら○○に聞いてみて一緒に来たんだから。)
「どの道来りゃあこうなるよ。」
(どの道使えばこうなるの?)
「え~?旧国ずうっとだよ。」
(え?旧国道1号線をずっと使って。)
「馬鹿かあおんしゃあ。あんなだだ混み使やあそりゃ遅いわあ。普通六間か柳通り使うにい。」
(そりゃいかんわ。あれほどいつも渋滞してるところ使ってればそりゃ確かに遅くなるよ。普通は六間道路か柳通りを使うよ。)
「え~?そうなの?つうこたあなに?わし馬鹿やってたっつうこん?」
(え?そうなの?ということは、俺アホなことしてたの?)
「だの。」
(そういうことになるねえ。)
「冷たいじゃん、教えてくれてもよかったじゃんかあ。」
(つれないなあ、教えてくれればよかったのに。)
「知らんよお。常識だらぁ知らん方んどうかしてるわあ。」
(知らないよ。常識だろこれくらい。知らない方がおかしいよ。)