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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

まあたそおゆうことゆう

又そう言う事を言う。特に方言ではないがよく使われる言い回しである。下記の使い方が全国共通かどうかは知らない。
「また」と「まあた」の二種類あるが「また」を使う方がムッとした感が強まる気がする。

使われ方としては
①来なきゃよかったとかこんなことならとか、ぐちぐちどうしようもないとかもう後の祭り的な発言をされた時の返し言葉という使い方。

このあとに「なんでそんなことゆうよお。」がつくことが多い。こういう場合は今更なにをいってるんだという感情がこもる。勿論根性なし・優柔不断をなじる意味も含む。

②冷やかしとか厭味とか皮肉とかを言われた時などにそんなこといわないでよと返す時の言葉。

①の例文

「こんなこんならこにゃあよかった。」

  (こんなことなら来なければよかった。)

「またそおゆうことゆう。あんたいっつも少しでもつまらんくなるとぶちぶちゆうで厭だやあ。」

  (嫌になるなあ。ちょっとでもつまらなくなるとゴネ始めるんだから。嫌いだよ。)

②の例文

「お!今日はどうしたでえエライ早いご出勤じゃんか。」

「まあたそおうゆうことゆう。勘弁してやあ。」

  (いやいやいや冷やかさないでくださいよ。)

と、遅刻してる事への皮肉になる。

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