遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「いっこっつ」。一個ずつという意味。要は「ずつ」(宛)を「っつ」と言うということ。
この表現が遠州独特ではないのは重々承知してるが全国津々浦々使われているのかどうかとなると疑わしいので記載。まあこういう言い方をしないとこの方が少ないのであろうが。
「一個ずつという事になってる」というのだと「いっこっつっつこんになってる」又は「いっこっつっちゅうこんになってる」という風になる。もっと崩せば「いっこっつっつうこんだでねえ」。
じゃあ数が増えて「ふたつっつ。にこっつ」・「みっつっつ」~「ここのつっつ」とかいう言い方は存在するかというと、存在する。しかも10でも「じゅうっつ」100でも「ひゃくっつ」と言う風にたとえ億でも使うであろうという勢いである。
例文
「あんたなにぞんざいに並べてるよを。」
(あんた何ぶっきらぼうに並べてるの。)
「いいじゃん別にい。並んでりゃいいだらあ要は。」
(構わないでしょ。要するに並んでればいいんだから。)
「みばよくありもしん。きちんといっこっつ揃えてかんと駄目じゃん。」
(見た目が悪いでしょうに。ちゃんと一個ずつ揃えていかないと駄目でしょ。)