遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
遠州弁的言い回し
自動車学校を
「車校」とか「自校」とか
言ったりする。
昔は「和地山」で通ることもあった。というのが浜松。
「自動車学校」と言っても「自動車教習所」とどう違うのかという点があろうが
とにかく免許取得の為に通う所を指すのが
「車校」 「自校」
であろう。
「車校」と「自校」の違いはなんぞやというのはよくは分からない。
なにしろそこにお世話になる時期は数か月であり常日頃お世話になるというものではないので一時期(教習中とか)の会話の中でしか頻繁に使うものでは無いのでどうも記憶が曖昧でしかない。
それに特に決まりとかいったものもなさそうだし。
こういった言い方はネットで見る限り愛知と遠州だけが発してる言い方らしい。
「車校」・「自校」共に固有の自動車学校を指すものでは無い。
故に会話として
「今車校通ってるだ。」(語尾上がる)
「どこ行ってるよを。」
「上池。」
「ああそう。」
とかいった具合。
固有を指すのは
「浜自」それと昔だけど「和地山」
があろうか。
「浜自」→浜松にある自動車学校全体を指すのではなく「浜松自動車学校」の略。
「和地山」→昔はこれで通った。和地山とは本来地名である。正しくは「静岡自動車学園」でウィキペディアに「私設の学校でありながら、最近まで静岡県警察の運転免許試験場として活用されていた歴史も長く、公共の施設と思う人も多い」とある。
昔はそれぞれの教習所で卒業検定を終えてから和地山に行って免許取得の手続きをした。その際各教習所から抽出して技能が本当に習得できてるのかどうか試されたりして抽出されるかどうかのついてるついてない的な緊張感があった。原付免許とかの筆記試験も和地山でやったかな。もっと以前は自動二輪とかの一発試験もここで行われていた。
蛇足だが大昔凧揚げも和地山で行われていたが、こっち(凧揚げ場)のことは「和地山」というよりも「練兵場(跡)」と呼称されていた。