遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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「パーマをあてる」という使い方。
共通語だと「パーマをかける」だが、「あてる」の方がなんかしっくりくる表現。方言ではなく全国的な表現であろうけど、しかし標準語ではないという話しではあろうが。一応遠州でもこう使うということで。
「あてる」は「あてがう」ものさしをあてがう(物差しで計る)とかいった意味での「あてる」かと思われる。勝手な想像だが、カーラーを巻くというかカーラーをあてがうということで「あてる」という言葉を使ってるような気がする。もちろん熱をあてると言う意味も考えられる。
漢字では当てる・充てる・宛てるの中では「当てる」が相応しい気がする。
なお、「髭をあたる」(髭を剃る)という言い方のような「パーマにあたる」という言い方は普通しない。
例文
「おお!随分にこざっぱりしちゃったじゃん。」
「だらあ。気合入れてパーマあててきただよお。」
「あて過ぎだらあ。知らん衆だと恐い人にしか見えんにい。」
「ちりちりにしてもらい過ぎただかいやあ。まあええらあ。」
「知らんにい。ガンつけられても。そんときゃわし知らん振りするでねえ。」
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