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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

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例えば「入れえいく」だと「入れに行く」と言う意味になる。「に」が「え」に変化しているということ。「へ」が「え」に変わったとも考えられなくも無いか。
替えるを例にすると「替ええいく」(替えに行く)。食べるだと「食べえ帰る」(食べに帰る)となる。

「に」の変化としては他に「い」があるが前の母音が「え」だと「え」になり「い」だと「い」になる事が多いがあくまで傾向であって必ずという訳ではない。
「なにしに」だと「なにしい」とも言うし「なにせい」・「なにせえ」となったりもする。「壊しい」(壊しに)・「こわせえ」。「こわせい」といった風に。

例文

「あれえ、いやへんじゃん。ねえ、あんちゃあどこ行ったか知らん?」

  (あれ?お兄さんいないけどどこ行ったのか知らない?)

「ガソリンいれえいくっつって出てったにい。」

  (ガソリン入れに行くって言って出てったよ。)

「ホントけえ?そこんさあにある財布あんちゃあんじゃないだけえ。」

  (ほんとなの?そこにある財布ってお兄さんのじゃないの?)

「あ、そうだ。」

「金どうせるだかいねえ。」

  (財布がなくても支払いできるのかなあ。)

「忘れたっつって携帯かけてよこすじゃない?」

  (携帯で忘れたって連絡してくるんじゃないの?)

「携帯も横にあるじゃん。」

「ホントだ。あわっくいでホントしょんないなあやあ。」

  (ホントだあ。しょうがないなあ慌て者で。)

音声はこちら

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