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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

おとつい

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おとつい

広範囲に使われる「おととい」の方言的表現。遠州でも使われていると言うことで記載。

と、思っていたのだが辞書を引くと

「おとつい」{をち「彼方」つ日の変化}おととい。一昨日と書く。とあった。

つまり元は「おとつい」であったものが「おととい」になったという方言とかじゃないという事。どちらかといえば古い日本語が多く残っているのが特徴の遠州弁としては「おとつい」が正しい言い回しであるということなんだろうか。

しいて方言性を探すとなれば「おっとい」という言い方をする人もいるのが方言らしいところか。

実際には個人の好き好きで使っているので「おととい」と併用で使われている。特に地域性に進化した意味を持つ訳ではない。なので話しがそう広がるネタではない。

例文

「おとついどこいた?」

  (一昨日はどこに居た?)

「おとついは・・ってなんで?」

「ぱっちーやってたっつうの見た人いたもんで。」

  (パチンコやってたのを見た人がいたから。)

「ふんだだこたぁねえわぁ。ちゃっと家ん帰って寝てたわ。」

  (そんなことはないよ。直ぐ家に帰って寝てたよ。)

「だらねえ。はやびけしたもんなおとついは。風邪ひいてえ。」

  (だよね。風邪引いて早退したもんねおとといは。)

「だよを。誰んそんなこんゆってたよを。」

  (そうだよお。誰がそんな事言ってるんだ?)

「わし。」

  (オレ。)

音声はこちら

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