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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

かたっぽ・かたいっぽ

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かたっぽ・かたいっぽ

片一方・片方とか言う意味。
方言だとは思っていないが標準語でもないだろうなので一応記載。辞書とかでは「かたっぽう」という表現は載ってた。

例文

「やあ待って。靴かたっぽ脱げちってえ。」

  (ちょっと待って、靴片方脱げちゃったよ。)

「慌てくさるもんで。紐ちゃんと締めんかっただらあ。」

  (慌てるからだよ。靴紐きちんと結ばなかったんでしょ。)

「違うわ。どっかの馬鹿っつらあ後ろからつっかけやがって。そんで脱げただあ。」

  (違うって。後ろから誰かが自分の靴踏んづけていってそれで脱げたの。)

「相手わあ?」

  (誰が?)

「分からんかっただよどいつだか。踏んだ奴も気づかなんだだか知らんが後ろ向いてもみんな知らんぷりしてけつかりゃあがった。ふんとやっきりこく。」

  (分かんない。踏んだ奴も気がつかなかったのか後ろ振り向いても皆俺じゃないみたいな顔してとぼけてんの。ホントむかつく。)

音声はこちら

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