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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

がつら

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がつら

遠州弁独特ということでもなかろうが

「見がつら」・「やりがつら」・「しがつら」

とかいう使い方の「がつら」。

共通語に訳す際には「ながら」とするのが適当か。でも「ながら勉強」とかを「がつら勉強」などは言わない。

成りたちとしては「がてら」の変が「がつら」と考えるとなんかしっくりくる。「見がてら」→「見がつら」

なんで「て」が「つ」になっているのかは定かではないが、勘繰るにそのほうが遠州人にとっては言い易くなるからであろうか。

男女共用の表現で、「ながら」とか「がてら」を使われるとなんかよそよそしく感じ「がつら」を使われるとほっとするという効能を感じたりもする。(年齢にもよろうが)

特に遠州独特の言い方ではないであろうが、それでもなんか地元っていう感じがする言い回しである。

例文

「あれ、また焦がいちゃったよを。なんでだいねえ。」

「あんたねえ、テレビなんか視がつら料理するもんで焦がすだにい。」

「そんなことないよを。ちゃんと見てたもん。」

「じゃなんでそうなるよを。よそ見してたもんでだよっ。」

「きっとあれだね、火加減が難しいだよねえ。」

「ちょう、人ん話しい聞きない。」
  (ちょっと、人の話し聞きなさいよ。)

音声はこちら

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