忍者ブログ

遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

くらぼったい

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

くらぼったい

薄暗い・明かりが微妙に必要くらいの暗さといったニュアンスの意味。

野暮ったい・暗ぼったい。嫌ったいといった「~ったい」と言う表現は~みたいだ・~っぽいと言う風に訳せばいいのだろうか。

「くらったい」(暗ったい)というと暗い・明かりが必要と言うニュアンスになる。
普通→くらぼったい→くらったい→暗い
といった感じ。

「くらぼ」の「ぼ」はなんなのか。「暗暮」なのか「簿」(うすい)という字なのか。定かではない。

例文

「そんなくらぼったいとこで本読んでると眼え悪くせるにい。」

  (そんな薄暗いとこで本を読んでたら眼が悪くなるよ。)

「昼っから読みっぱなしだったもんで気付かんかったやあ。」

「たい」を「てえ」と変えて「くらぼってえ」(薄暗いなあおい)という言い方もある。

「たい」を「たく」に変える場合もあり

「わざとくらぼったくして眼え悪くしたいだか?」

  (わざと薄暗くして眼を悪くさせたいのか。)

例文音声はこちら


これは遠州弁か?と疑問符が付くところで、やはりこれは違うような気がするかな。
でも一応記載。

PR

コメント

プロフィール

HN:
はちまん
性別:
非公開

P R

フリーエリア

忍者カウンター