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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

しこしこ

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しこしこ

うどんとかの麺を評する際に「しこしこ」という表現をする。

いまひとつは、「しこしことやってますわ」といった地道にといった意味合いで使ったりもする。共通語で近いのは「ちまちま」になろうか。

ネットの辞書には「しこしこ」でこの二つの意味が記されている。

辞書(昭和製)には「うどんの麺がしこしこ」といった意味だけが書かれている。

ということは「ちまちま」といったニュアンスは最近生まれた言い回しということなのだろうか。

でも遠州弁としては昔っからこういう使い方してたような気がする。もちろん猥語での「しこしこ」も。

ひょっとしたら「せんひき」や「ため」と同じく共通語に出世した遠州弁なんだろうか。まさかね。

ちなみに遠州では「うどん」の「しこしこ」と「ちまちま」の「しこしこ」とではイントネーションが異なる。全国的にはどうなんでしょ。

例文

「どうよ。順調けえ。」

  (状況はどう?順調?)

「まあ、ちょびちょび進んでるよ。」

  (まあ少しずつだけど進めてるよ。)

「助(すけ)ん欲しけりゃゆってよ。」

  (応援が必要なら言ってね。)

「ん~人に頼むとこないで。まあ一人でしこしこやるでえ。」

  (そうだなあ。人に任せられるとこはないから、まあひとりでちまちまやるよ。)

「おおそうけえ、ま、頑張ってな。」

例文音声はこちら

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