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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

ちいと

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ちいと

ちょっと・ちょいととかいう意味。関東系というか江戸の時代劇に出てきそうな表現であるが遠州ではまだ普通に使われている。逆に遠州では「ちょいと」はあまり使わない傾向にあると思われる。

「ちっと」という表現も同じ頻度で使われるが意味的には違いが殆どなく使う人の感性の問題であろう。多少「ちいと」という方が間延びした印象を受けるのでのんびりした感じになり「ちっと」の方がそそくさとした気ぜわし感がある。

他にも「ちびっと」・「ちょびっと」・「ちょっくら」という使い方もあるがこれを混ぜて比較するとややこしくなるので省略する。

例文

「ちいと出かけてくるでねえ。」

「どこ行くよを。」

「すぐ帰ってくるで。めしのこいといてよー。」

「待ちゃへんでねえ。」

「待たんくてもええけどのこいといてよを。」

例文音声はこちら


追記
「ちいと」と「ちょっくら」の違いを考えてみると
「ちょっくら」の方がより遠州弁っぽい感じになる。
「ちいと借りるね」と「ちょっくら借りるね」では「ちょっくら」の方が馴れ馴れしく感じる。それと「ちいと」は少しの間という印象が強く「ちょっくら」は一時という印象を受ける。

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