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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

てんこちょ

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てんこちょ

一番上というか一番先という意味。「山のてんこちょ」だと(山のてっぺん)

高さで使う。横の広がりでの一番先は「とっつき」を使う。
かけっこで先着(一着)したというのを「かけっこてんこちょだった。」とか「かけっことっつきだった」とかいう使い方はしない。ほぼ「てっぺん」と同じ使い方であろう。

例文

「ねえこないだ買ってきた雑誌知らん?」

「タンスん上んてんこちょに乗っかってるらあ。」

   (タンスの上に物載せてる一番上に乗っかってるでしょ。)

「なんでそんなとこしまうよお。わかりゃせんじゃん。」

  (そんな分かりずらいとこになんで片付けちゃうの?)

「床んだしっぱこいてなにぬかすよを。部屋ん散らかすよかずっかええわあ。」

  (床に出しっぱなしにしといてよくゆうよ。部屋が散らかるよりよっぽどいいわ。)

音声はこちら

なにかのセリフで「てっぺん目指したる!」とかいうカッコいい言葉があったけど、遠州弁で「てんこちょ目指したる!」といってもカッコつかんのは事実。なんか裏山の頂上みたいで高くなさそう。

テレビで言ってたが
「てんこちょ」の「てんこ」は「てんこ盛り」とかの「てんこ」だそうな。
じゃあ「ちょ」は?
というのには説明無かったかな。なのでよく分からん。

 

 

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