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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

ぺんらぺら

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ぺんらぺら

共通語だと「ぺらっぺら」ということか。「ぺらぺら」の強調形といえなくもないか。
遠州弁と言うほどのものではなかろうが一応記載。遠州人は「ぺらっぺら」・「ぺらんぺらん」とかも使い分けているがあまり意味的に大差はなく個人の裁量で使い分けられている。。

「英語がぺらぺら」を「英語んぺんらぺら」ともいう言い方もするが、「わしの給料袋ぺんらぺら」みたいな「薄い」を自虐的・揶揄的に言うような場合に使われる表現。「ほれみろこんな薄い」といった感じか。元々薄いのではなく本来あるべき(あって欲しい)厚さよりも薄いというニュアンスである。

例文

「なんか 停めてる おんしゃ の ぽんぽん がんこ傾いてるなやあ。ひっころんだりしただか?」

  (気のせいか停めてあるお前のバイク随分傾いて見えるぞ。転んだりとかしたのか?)

「こけたこたあねえけど。そうけえそんな傾いてるう?毎日乗っとるもんで慣れっこんなってるで気にもしてんだけど。」

  (こけたことは無いけどなあ。そんなに傾いてるかあ?毎日乗ってるから気がつかないのかもしれないけど気にしたことないけどなあ。)

「見してみい。うわあ なによを サイドスタンド。擦れてぺらんぺらんじゃん。」

  (よく見せてみろよ。うわーなんだよこのサイドスタンド。擦れてぺらっぺらになってるじゃないか。)

「おお。そうゆやあそうだの。材質がケチられてるだかいやあ。」

  (ああそう言われればそうだなあ。材質ケチられてたのかな。)

「じゃねえらあ。おんめえ、いっつもスタンド仕舞い忘れて擦りながら走ってるだらあ。そうでなきゃあこんなぺんらぺらになりゃへんにい。」

  (そうじゃないだろう。お前。いつもスタンド戻さず発進するから引き摺って走ってるんだろ。そうじゃなきゃあこんな削れることはないぞ。)

「そおゆやあ仕舞ったこんねえの。いつのまにか畳んであるわなあ。」

  (そういえば戻したこと無いなあ。いつの間にか畳んであるもんなあ。)

「自動のスタンドなんかありゃせんだで。いつか死ぬぞ。」

  (自動のスタンドなんてある訳ないんだから。こんなことしてたらいつか事故起こすぞ。)

例文音声はこちら

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