忍者ブログ

遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

ぼっち(botti)

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

ぼっち(botti)

突起物とかスイッチとかを指す。

ぽっち(potti)との違いはぽっち(potti)が比較的小さいものをぼっち(botti)が普通か大きめのものを指すことが多い。ただし集落によって比較基準が異なるのでぽっちもぼっちもいっしょくたあにするところもある。

共通語だと(でっぱり)が近いのではなかろうか。例でいうと、多少強引ではあるが顔に出来るもので、にきびはPotti、こぶはBottiって感じでどうでしょう。(実際にはこういう使い方はしない。あくまで例え。)

例文

「それらしいもん見えんくてえ、よう分からんよお。」

  (それらしいもの見えなくてよく分からないんだけど。)

「どこ見てるだあ。ちゃんと見てみい。橋の右っかわんとこに四角めのぼっちみたく見えるとこあるらあ?きいない色の。それだあれ。」

  (どこ見てるよ。ちゃんと見てみなよ。橋の右側の所に四角っぽいでっぱったように見えるところあるでしょ。黄色の。それだよ。)

「おお!なによをあれんそうけえ?どちっちゃいじゃん。」

  (ああ分かった!あれがそうなの。随分小さいねえ。)

「馬鹿こけ。あそこさあにいきゃあでかいわ。」

  (馬鹿いっちゃあいけないよ。近くまで寄れば大きいって。)

例文音声はこちら

PR

コメント

プロフィール

HN:
はちまん
性別:
非公開

P R

フリーエリア

忍者カウンター