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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

めえん

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めえん

見えん(見えない)と言う意味。

見えたは「めえた」。見たを「めた」とは言わない。見えなくてもは「めえすとも・めえんでも」。見なくてもは「みんでも」が普通であるが「めんでも」とも言う人もいる。

「目えよをめえん。」

  (目が良く見えない。)

「あのビルのまっと後ろの奥の方にめえるらあ。」

  (あのビルのもっと後ろの置くの方に見えるでしょ。)

さすがに「めえめえん。」(目がみえん)は言いにくいのであいさに「よを」(よく)・「はあ」(もう)とかが入る。入らない場合は、「目え見えん」などと言う。

例文

「わしそれ目がちょんだでようめえん。」

  (自分その字眼が悪いから良く見えない。)

「眼鏡すりゃあええじゃん。はあ若かあないだで。」

  (眼鏡かければいいじゃないか。もう若くないんだから。)

「老眼鏡って勇気いるだにい。」

  (老眼鏡かけるのって勇気がいるんだよ。)

「傍目気にせる柄じゃありもしんに。なにこいてるよう。」

  (周りの目を気にする柄じゃないだろうに。なにいってんだか。)

「まあええよ。ちっとばかめえんでもなんとかなるでえ。」

  (まあいいさ。少しくらい見えなくてもなんとかなるから。)

「ほんとにけえ。」

   (疑わしいなあ。)

例文音声はこちら

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