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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

やれた その1

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やれた その1

「大分痛んだ」とか「使い古した」とかいう意味で使われている。

辞書とかでは

「やれ」(破れ)①やぶれ(ること)。やぶれた・所。②刷りそこなったりしてだめになった印刷物。

とある。

遠州弁ではあからさまな「やぶれ」の状況とかを指すわけではなく「使い込んだ」というニュアンスが多く含まれる。といったところが共通語との違いであろうか。

例文

「どうよこのぽんぽんいいらあ?だで高く買ってやあ。」

  (どうですかいいでしょうこのオートバイ。なので高く買ってよ。)  

「つったって見た目がんこやれてるじゃん。」

  (そんなこと言っても見た感じ相当使い込んでるじゃないですか。)

「通勤で毎日乗ってただもんでみばあよかないかもしれんがエンジンは快調だにい。」

  (毎日通勤で乗っていたから見た目は良くないかもしれないけどエンジンは快調なんだよ。)

中古で売るにゃあ厳しいみばあしてるで、部品取りでしか値を付けれんやあ。」

   (
中古車として売るには厳しい見た目なんで、部品取りとしてしか値を付けられないなあ。)


「そうゆわすとを。なんとか頼むやあ。」

   (そんなこと言わないでさあ。何とか頼むよ。)

例文音声はこちら

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