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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

「いごく」と「いのく」

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「いごく」と「いのく」

遠州弁的言い回し

以前にも書いたが

「いごく」と「いのく」

この違いについて邪推してみる。

実用に於いてはどちらも「動く」

「いごかす」・「いのかす」で「動かす」という意で使われてる。

つまり同じ言葉ということなのだが

屁理屈をこねてみると

「いごく」は「動く」

「いのく」は「居退く」

で別物と思える。

「居退く」は「居る」のを「退く」ということで、「居る」は辞書引くと、「人・動物がある時間その場所を占める状態が認められる」とある。つまり生き物に対して使われるものであり擬人化としてる以外には物に対して「居る」は使われないということになろう。

したがって「その机いのかして」と言うのは「?」と考えられる。

それと「動いては駄目じっとしてなさい」を「いのいちゃかん、じっとしてな」と言うのも「退く」という意からすると「?」と考えられる。

「いのく」を共通語に直すと「退く」(どく)・「いのけ」で「退け」(どけ)・「いのかす」だと「どかす」・「いのいた」で「退いた」(どいた)といったニュアンスの方が「動く」というのよりも近い気がする。

ただし「どけ」・「どかす」と言うのよりも強制感は薄いものであり「いのく」=「どく」というものではない。「移動」といった感じであろうか。

「いごく」は物・生き物どちらにも使えるが「いのく」は物には使わないと勘繰れるだけに遠州弁初級者は「いごく」を使う方が無難と思われる。

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