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遠州弁の箱

遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります

「へんでる」と「へえでる」 その2

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「へんでる」と「へえでる」 その2

遠州弁的言い回し

「へんでる」と「へえでる」

以前にも書いた続きということで。

どちらも「屁が出る」と言っているのであるが、必ずしも同じ使い方や同じ意味を成すとは限らない。

「屁を出す」というのを「へえだす」とは言うが「へんだす」とは言わない。

「屁が出た」は「へんでた」・「へえでた」とどちらでも言う.。

(必ずこういう使い分けとなるわけではないが)勝手に出た・漏れたという無意識の範疇な勢いということでは「へえでた」。出た・出したという意思をもっての範疇もしくは止めようと思えば止めれたがとかなら「へんでた」。

また、今(進行中)という事では「へんでた」・事後申告ということでは「へえでた」といった時間の違いというのも使いどころによってされる。

「無性に放屁したくて仕方ない。」だと

「やたらくしゃ屁えしたくてしょんない。」と言うのが普通で、「やたらくしゃ屁んしたくてしょんない。」という使い方だと催しはしていないんだがとにかく今出したいという意味合いになる。

「放屁しっぱなしで参る。」だと

自分がという事であれば「やたらくしゃ屁え出てしょんない。」・「やたらくしゃ屁ん出てしょんない。」とどちらも使われる。

他人がという事であれば「屁えしっぱなしで参っちゃうやあ。」とは言うが「屁んしっぱなしで参っちゃうやあ。」とは言わない。

ぐだぐだ書いたが要は「へえ」は「屁を」・「屁が」どっちもで「へん」は「屁が」のみというもの。

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