遠州弁を集めています 主に昭和の遠州弁で今は死語となってるものもかなりあります
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遠州弁でお遊び
問題、次の文章を遠州弁に直せ
「本当にそう思うよ」
答え
「ホントそお思うに」
蛇足
ポイントは「てにをは」を抜くというところ。遠州弁の基本である。無論全て抜くというものではない。
「そう」を「そお」と表記したのはイントネーションが微妙に違うから。微妙過ぎて説明できないが。
「思うよ」の「よ」を「に」にするのは遠州弁の基本中の基本。「に」を強く発すると同感という勢いが強く、平坦で発すると共感という勢いが強くなる。
ちなみに「に」を「だに」で「思うだに」というのは普通はしない。無理に訳すとすると「思ってるんだよ」と説明してる・訴えてる感じになり同感だ・共感してるとかいう感じのものではなくなる。
他の言い方としては
「ほんとそうだよ」・「ほんとそお思うやあ」
と、色々とある。
遠州弁でお遊び
問題、次の遠州弁を共通語に直せ
「しいらんやあ。だれんいったよをそんなこと」
答え
「冗談じゃない。誰がそんな事言ってるんだよ」
蛇足
もちろん直訳ではない。
「しいらんやあ」を直に訳せば「しらないよ」であるが遠州弁における「しいらんやあ」のニュアンスは突き放す勢いが強いもしくは拒絶・拒否といった勢いが加味されるものである。
「知らないなあ」とそっぽ向いてるとか知らぬ顔するというものではない。面と向かって反論しているのが「しいらんやあ」。
「だれんいったよそんなこと」を直訳すれば「誰の発言だそんな事」というもので言葉の並びが特徴。遠州弁と往々にして並びが共通語とは異なることが多い。
遠州弁でお遊び
ドラマの台本を遠州弁にしてみる。その3。
今回は「TAKE FIVE」。
(参照したのはザ・テレビジョンの付録?から。)
入ってくる正義。
正義「(見て)・・・・・」
冷蔵庫の中を見ている晴登。
遠州弁→冷蔵庫ん中覗いてる晴登。
正義に気づき、
晴登「(正義の財布を投げる)この間はやってくれたな」
遠州弁→「(正義ん財布ほかしつける)こないだあやってくれたじゃんか」
正義「(受け取り)勝手に漁るな。柿沢くんに怒られる(晴登の財布を投げる)」
遠州弁→「(受け止め)勝手に漁らんでやあ。柿沢くんにどんじかられるで(晴登ん財布うほかしつける)」
晴登「(受け取り)ビールもあるぜ?」
遠州弁→「(受け止め)ビールもあるに」
正義「柿沢くんのだ。俺は酒は飲まない」
遠州弁→「それ柿沢くんのっ。わし酒飲まんで」
晴登「一度飲み明かそうぜ。この写真のことで」
遠州弁→「一度飲み明かしまい。この写真のこんで」
と、晴登、正義の財布に入っていた写真を見せる。
正義「・・・・・・」
遠州弁→そら使ってる
晴登「20年前の事件である警官が死んだ。この子たちは、その警官の娘だよな」
正義「・・・・・・」
遠州弁→しいらん顔してる
晴登「その事件には、テイクファイブってのが関わっているらしい」
遠州弁→「その事件にゃテイクファイブっつうのん関わってるみたいだで」
正義「・・・・・・」
遠州弁→どじらん顔してる
晴登「あんた、腕の立つコソ泥程度に思ってたら、とんでもない大泥棒だったんだな」
遠州弁→「おんしゃちったあ腕ん立つコソ泥くらいだかと思ってただん、えらいがんこな大泥棒だっただなあや、おい」
長くなるのでここまでで以下略。